ドローンを操縦するには送信機が必要だけど、送信機のスティックについて、気にしたことありますか?
社外品でシルバーやゴールド、各色のスティックが沢山出ていますよね。
スティックを変えると何が違うのか、購入して変化があるのか確かめてみました。
スティック交換で、どんな変化や効果があるのか知りたい人は最後までお読みください。
私は何者?と言ことで少し自己紹介をしますね。
国土交通省認定講習団体、西日本最大級のドローンスクール(DPA)で回転翼3級取得。
ドローン歴は2年6ヶ月になります※記事投稿時
兵庫県を主な活動拠点とし、DJI製ドローン【Mavic 2 Pro】で空撮をおこなっています。
YouTubeに空撮動画のチャンネルも開設しているので、そちらもご視聴ください。
なおさんのドローンチャンネル ←YouTubeはこちらから
以下の資格もドローンに関するもので取得済です。
その他取得済資格
ドローン無料体験会
ドローンを大切に扱うには、法律や規則などにも詳しくなくてはいけません。
スクールではドローンの専門家が直接、ルールや法律を教えてくれます。
私が回転翼3級を取得したドローンスクールでドローン無料体験会を実施中です。
無料体験会申し込みできますドローン無料体験会(1時間)に参加してみませんか。
ドローンの専門家が講師を務めている国土交通省認定講習団体、西日本最大級のドローンスクール
無料体験会は下記リンクから申し込みできます。

下記は、安心と安全に必要なドローンアイテムのまとめ記事です
ドローンを大切に扱いたい人へ 安心と安全に必要なアイテム9選
読みたい目次にジャンプ
プロポステック:調整機能とステック全体について
まず、私がプロポステックを購入するキッカケは
長いステックのほうが操作しやすいのでは?と思ったからです。
実際に操作性は向上したので結果オーライ。
メーカーやデザインにこだわりがなければ、好きなものを購入してもいいと思います。
外品のプロポステックは、ほとんどが調整機能付きの仕様になっているので
各機種のプロポに合うステックを選べばOKですよ。
あと、スティック上部も指の接地面が広めに加工されているのも特徴ですね。


ポイント
- 調整することによる操作性の違い
- 自分の好みに長さを調節できる
- ステック全体の動き(ストローク量など)
- ステック上部が広くなっている
ステックを調整することは?
ステックを長めにすることで、繊細な操作がおこなえます。
理由は人それぞれ手の大きさや、指の長さも違うので
シックリくる長さ(ベストポジション)があると思います。
ステックの倒し込む量や反応など、感覚も一人ひとり違うはずです。
プロポ側でも反応する数値を変えながら、ベストポジションを探り当てたなら
操作性は見違えるほど変わりますよ。
調整機能があると、ステックの長さを変えつつ
その辺りを色々探ることが可能になってくるのです。
ステックの長さによる操作の違い
ステックを長くすると、繊細な操作ができる。
短い場合はクイックな操作がしやすいなど、長さで違いがあるんです。
違いでわけると
- ロングステックは空撮や業務関係に向いている
- ショートステックはFPVやドローンレーサー、競技関係に向いている。
単純に分けるとこのようになるかと思います。
微妙な繊細な操作は、空撮もですが業務関係にも必要なテクニックになってきます。
空撮や業務では
空撮
- 一定の速度でとかノーズインサークルなど
業務
- 屋根や外壁、建物の点検等インフラ整備
それぞれ、ドローンを使うならかなり繊細な操作が必要になってきます。
レースとか競技系では
- クイックな操作や反応が必要
- 0.1秒を競うので、俊敏な動きの対応が求められる
素早い動きなどは、長いステックでは操作しづらいでしょう。
なので当然ショートのほうが向いていると言えます。
それぞれ、どのようにドローンを扱うのかで調整するのも良いですし
調整できるのが社外品の強みではないでしょうか。
ステック上部は純正ステックより面積が広く、親指がのせやすくなっているので操作に影響するでしょう。
また突起加工にすることで、指に当たる感覚や滑り止め効果もあると私は考えています。
純正ステックと社外品ステックの長さを比較
ここでは私の使っているドローン(Mavic 2 Pro)のスティックで説明していきます。
機種によって若干の違いがあると思います、機種違いの場合はご自身で確認をお願いします。

画像にも示した通り
Mavic 2 Proでは
- 純正ステックは2cm(調整機能なし)
- 社外品ショート状態で2.5cm(調整機能ありで無調整)
- 社外品ロング状態で3cm(最大に伸ばした状態)
純正品と比べると最大1cmの差があります。
たかが1cm、されど1cmこの差は大きいです。
同じ前進するのも、純正とロングステックでは倒す量や加減が違ってきます。
それはドローンの動きにも表れてくるので、ステックを交換した時は違いに気を付けましょう。
プロポステック:使用感は?メリット・デメリット
実際に使用して【良かったこと】【悪かったところ】メリット・デメリットをお伝えします。
装着に関するメリット・デメリット
メリット
- 装着はネジ式で取付け取り外しもカンタンにできます
デメリット
- 正ネジで締めるので、ステックの調整部分が緩むと外せなくなる
※結構な頻度で外せなくなります - 外せない場合、ラジオペンチ等で挟んで回さないと緩まない
※傷が付く可能性があります
純正品と違い調整機能が付いているが故のデメリットですね。
それを踏まえても、繊細な操作でいい映像を撮ることができるなら問題ないでしょう。

収納に関するメリット・デメリット
メリット
- ロング状態でも収めることは可能
デメリット
- ショートだとカチッと収まるけど、ロングだと緩いのですぐに外れる
- 左のステック収納はケーブルが微妙な位置にあるので、ショートのほうが収まりは良い
※ロングでも良いけど、何か微妙・・・個人的感想です(下記画像参照)
ショートでもロングでも収納は可能なので、画像を見て気にならないならOKでしょう。
ただし、ロングの場合はカンタンに外れるので無くさないように!



操作に関するメリット・デメリット
メリット
- ロングスティックは微妙かつ繊細な操作がしやすくなる
- 指をステックに添えやすくなる(2本指で操作する時)
- 自分好みに調整できる
デメリット
- ステックの根元が純正より大きめなので引っ掛かりがでる
※私が購入したステックに限る
指をステックに添えやすくなるについて少し説明します。
ブレないきれいな映像は、直線の動きや一定の速度で飛ばすことを意識して操縦するんです。
親指だけで操作すると、一定の位置でステックを固定するのが難しいんですね。
その理由は、ステックが中心へ戻ろうとする力が働くからです。
試しにステックを倒したままで指を離せばわかりますが、バネの力で中心へ自然に戻ります。
戻ろうとするステックを押さえる、または一定の位置より倒れないよう固定する
そのような使い方がしやすくなるのも、調整できるからこそだと思います。


デメリットの方ですが、ステックをハの字にしてスタートさせようとしても
ステックの根元が大きいために引っ掛かり、ハの字操作ができないことがあります。
私の場合、強めに倒すと問題なくハの字操作はできるので、気にしていません。
ステックの製作精度によるものかと思います。


プロポステックを選ぶ際は、根元がどういった形状か確認することをオススメします。
できる限りフラットなものが安心・安全かと思います。
これは購入するまで気づかなかったことで、一つ勉強になりました。
プロポステック:口コミ
私が購入したプロポステックはこのような口コミがありました。
口コミまとめ
- 動画撮影時に微妙な操作が楽になった(ロングステックの状態で)
- 対象物に近づける、一定の距離で撮影する操縦にステックの調整機能が役に立った
- 少しばかり加工が必要だった
総合的に「購入してよかった」という評価でした。
私自身も「購入して正解だった」と感じていますよ。
まとめ
値段の割に効果が大きく出るので
1セット買ってもっともっとドローンを楽しんでいきましょう。
気になっているなら尚更、楽しいドローンライフになるのに
試さないってことは損していますよ。
スティックまとめ
- カクつかないステック操作をおこなうのに必要
- 繊細なスティック操作にはロングステック
- 空撮、FPVでは使うステックの長さを変えるのもよい
- 手の大きさ、プロポの大きさで自分にあった調節をすることができる
ドローンの運用でステックの長さを変える。
手の大きさや指の長さのも一人ひとり違います。
色々な条件がある中で、うまく調整して楽しめたら最高ですよね。
ぜひ、購入して自分のベストポジションを見つけてください。
おすすめ記事
ドローンを楽しむのは空撮だけではないんです。
今回紹介したプロポステックもそうですが、あれば便利で楽しくなるアイテムがたくさんあります。
私が利用しているアイテムをまとめてみたので
ぜひ下記からご確認ください。