ドローンを飛ばそうとする場合、天気がよくても
「風が強いかな」と感じる日中だと飛ばそうか諦めようか判断に迷うことありますよね。
そこで今から紹介する【風速計】を使うことで判断に迷うといった悩みは解決できますよ。
せっかく飛ばしに来たのだから
どちらかと言えば飛ばしたい気持ちが勝ってしまうもの。
例えば遠方から訪れていたとして、チャンスは今日だけとなったら余計ですよね。
同じパイロットとして気持ちはよくわかります。
私は何者?と言ことで少し自己紹介をしますね。
国交省認定スクールDPAで回転翼3級取得、ドローン歴は2年1ヶ月※記事投稿時
兵庫県を主な活動拠点とし、DJI製ドローン【Mavic 2 Pro】で空撮をおこなっています。
YouTubeに空撮動画のチャンネルも開設しているので、そちらもご視聴ください。
なおさんのドローンチャンネル ←YouTubeはこちらから
以下の資格もドローンに関するものになり取得済です。
その他取得済資格
風速計を手に入れてからは、【飛ばす・飛ばさない】をしっかり判断できるようになりました。
あなたも風速計があれば「飛ばせるかな?」と迷いや不安を考えずに、しっかり判断ができますよ。
ドローン無料体験会
いよいよ2022/12/05より、ドローンも国家資格となる免許制が施行されることになりました。
ドローンを大切に扱うには、法律や規則などにも詳しくなくてはいけません。
スクールではドローンの専門家が直接、ルールや法律を教えてくれます。
国家資格を見据えているというアナタなら、まずは無料体験会に参加してみましょう。
私が回転翼3級を取得したドローンスクールでドローン無料体験会(1時間)を実施中です。
無料体験会申し込みできますドローン無料体験会(1時間)に参加してみませんか。
ドローンの専門家が講師を務めている国土交通省認定講習団体、西日本最大級のドローンスクール
無料体験会は下記リンクから申し込みできます。

下記は、安心と安全に必要なドローンアイテムのまとめ記事です
ドローンを大切に扱いたい人へ 安心と安全に必要なアイテム9選
読みたい目次にジャンプ
飛行のOK・NG判断基準は風速計がベスト
平地と違い、海や山に来れば思った以上に風が強いと感じる場合があります。
風が強いなと感じた時「飛ばせるか、飛ばせないか」は何を基準に判断しましょうか?
体感?木や枝の揺れ方?雲の流れ方?どれも曖昧で決め手に欠けますよね。
結論から言うと、判断基準となるものは【風速計】1択です。
その理由を説明していきます。
ドローンは非常に風に弱いものです。
強風下では
- 風に流されてしまう
- コントロールが難しくなる
- 墜落、ロストの可能性が高まる
このようなリスクを避けるためにも、風の強さを判断するアイテムが風速計になるのです。
「ちょっとぐらい風が強くても大丈夫だろう」と判断してしまうのは非常に危険です。
人の感覚はその時々で変わるし、いい加減なものです。
何百時間と飛ばしている人なら感覚もあるでしょうが
一般の人が風速を考えることはないので慣れていないはず。
風速計を使うということは
- 「飛ばせる」
- 「飛ばさない」
を数値によって判断する基準とするためです。
墜落やロストなど、事故の危険からも守ることになります。
風速計のメリット
風の強さを数値に出せることが1番のメリットでしょう。
理由は
- 「飛ばせる」
- 「飛ばさない」
の基準が明確になり、安全を確保できるからです。
とにかく強風はドローンにとってよくありません。

万が一、墜落やロストさせるなんて考えただけで怖い
風速計のデメリット
デメリットとしていうなら、地上の風速しか測れないことでしょう。
地上では風速2.5m/sほどなのに上空へあげると強風警告が出たことがあります。
地上と上空では大きく変わると覚えておきましょう。
地上の倍以上の風速が出ているとしても、それを感じることや計測することはできません。
なので、当たり前かもしれませんがデメリットとしてお伝えします。
逆に風速計を使うから、地上と上空の風に違いがあることがわかったのでこれはメリットにもなりますね
危険な風速は何m/sから?
「飛ばせる」「飛ばせない」の基準は風速何mなのか。
これについては、国土交通省航空局のマニュアルにも記載されている
風速5m/s以上の状態では飛行させない。

私もこちらを判断基準にしています。
ドローン飛行禁止エリアや飛行方法による許可・申請の際に出てくる風速の数値となっています。
そのようなエリアで飛行させるなら、風速計で計測することが必須となることはもうお判りですね。
風速計が必需品アイテムという理由はここにもあります。

私は飛行禁止エリア以外でも、風速5m/s前後なら「飛ばさない」と決めています。
風速計購入するなら
風速計を購入するならどのようなものがいいのか!
まずは屋外用を選ぶのは基本として、次に考えるのは値段でしょう。
値段で決めるなら3000円~4000円までのもので十分です。
趣味としてドローンを飛ばすのであれば風速を測れるだけで必要十分と考えます。
もちろん屋外で使用するものなので、防水機能や微風まで計測できたりと多機能なものもあるんですが
反対にそこまでの機能が必要な人は、この記事を見なくても絶対に風速計は持っているでしょう。
風速計の比較
私は屋外用という基準で比較検討しました。
商品名 | 種類 | ポイント | 測定項目 | 風速の測定範囲 | 値段 (Amazon調べ2022/6/18現在) |
BT-100風速計 | プロペラ式(ベーン式) | 軽量・コンパクト・コスパも良くて使いやすい | 風速・温度 | 0.3~30m/s | 3.699 |
CHE-WD2カップ式風速計 | 防水カップ式(風杯式) | 防水仕様・雨の日でも問題なく使える | 風速・温度 | 0.7~30m/s | 9.980 |
屋外用はプロペラ式と防水カップ式の2種類があり、ドローンは雨の中飛ばすことがないのでプロペラ式のBT-100風速計になりました。
値段を見ても明らかにコスパがいいのはBT-100風速計だったのと、人気商品・おすすめ商品としても良く紹介されているからです。
風速計 口コミ紹介
Twitterから引用しています。
風速計を購入される理由や何のために必要なのか、口コミからもわかりますね。
私も同じ理由で風速計を使っています、ここまでの記事内で紹介した通りです。
BT-100風速計 使った感想
こちらが実際に購入した風速計になります。
手に持ちやすい大きさでデジタル風速計になります。

ポイント
- 画面も見やすく大きい
- バックライト付き
- 温度や風速の平均値が測れる
- 自動電源OFF機能
- ストラップ付
- 収納カバー付き
など色々あってお得感満載ですね。
個人の感想ですが、値段の割にいいものを手に入れたと思います。
4000円までで、安全が手に入るなら安いものですよ。
まとめ
ドローンに風速計が必要なことをお伝えしてきました。
プロの現場なら間違いなく使っているし、風速は勘でどうにか分かるものではありません。
ここまで読んでくれたアナタなら、安全に飛行できるパイロットになれます。
おさらいでもう一度確認しておきましょう。
まとめ
- 飛行には欠かせない必需品アイテム
- 飛行禁止エリアや飛行方法の許可・申請には必ず必要になる
- 風速5㎧以上では飛行させない
- 3000円~4000円程の物で十分計測できる
風速を測ることはドローンパイロットにとって、飛行前の必要な準備行動です。
必需品アイテムとして1つは携帯しましょう。
おすすめ記事
ドローンを楽しむのは空撮だけではないんです。
今回紹介した風速計もそうですが、あれば便利で楽しくなるアイテムがたくさんあります。
私が利用しているアイテムをまとめてみたので
ぜひ下記からご確認ください。