Photoscape X の使い方を知りたい方必見です。
Photoscape Xは写真編集ソフトとして使いやすく、多彩な機能が魅力です。
無料版でも十分なほど機能が使えるので、ブログのアイキャッチ画像からYouTubeのサムネイル画像
また、ブログ内で使う説明画像もしっかり作成できます。
この記事では私がよく使う機能の基本的な使い方+ちょっとした応用も丁寧に解説。
- 画像の切り抜き
- サイズ変換
- 矢印とライン
- 図
- 図形
- テキスト
- ぼかし
- 拡大鏡
この記事を読めば、Photoscape Xの基本機能を最大限に活用して、魅力あるアイキャッチ画像やサムネイル画像を作成できますよ。
Photoscape xインストール
Photoscape xを使うにはインストールしなくては始まりません。
なので、Windows版またはMac版を『公式サイト』や『Microsoft Store』『Mac App Store』からダウンロード → インストールと進みましょう。

前回の記事でもインストール方法を説明しているので参考にしてください。
初心者でも簡単Photoscape xでアイキャッチ画像を作る方法
Photoscape xの基本的な使い方
PhotoScape Xは多機能な画像編集ツールで、初心者から上級者まで幅広い層に支持されています。
簡単な操作で画像の編集から加工、そして保存まで全てを一つのアプリケーションで行うことが可能です。
ここからは、私がよく使う機能に絞って説明をしていきます。
初心者でも簡単に使える機能なので、記事を参考に真似して編集してみましょう。
画像の切り抜き①(トリミング)
画像の不要な部分を取り除くための切り抜き(トリミング)は、PhotoScape Xで簡単に行える基本的な編集機能の一つです。
この方法で画像の焦点を明確にしたり、サイトやブログのアイキャッチやサムネイルを作成する際に役立ちます。
画像の切り抜き方法は以下の手順でおこないます。

編集をクリックして、切り抜きをクリックします。

切り抜きサイズをダイアログボックスから選び(今回は自由)写真や画像の上で、切り抜きたい範囲を指定します。
画像の必要な部分をドラッグしてサイズを調整します。
切り抜きたい形や比率を設定するオプションもあり、正方形、長方形、円形など、異なる形でのトリミングが可能です。
16:9や4:3などサイズを固定して切り抜くのが無難ですが、切り抜きたい箇所が切り抜けないこともあります。
切り抜けない=トリミング枠に上手く収まらない時は、自由で切り抜くのがいいですよ。

切り抜きたい箇所を選択・調整できたら切り抜きを選択。
ここまでが基本の切り抜き方です。
次は少し応用した切り抜きの方法になります。
画像の切り抜き②円形に切り抜く
円形に切り抜くのは円形切り抜きに ☑ をいれます。
円形をわかりやすく赤色で示しています、実際に赤い枠はありません

円形に切り抜かれました。

画像の切り抜き③シェイプで切り抜き
次にシェイプを使った切り抜き方法を説明します。
シェイプの色々な形に切り抜きが可能で、切り抜いた画像の周りを透明にすることもできますよ。

フレームをクリックしてシェイプを選択します。

ダイアログボックスから好きな形のシェイプを選んで適用をクリック
このままでは、白い枠も一緒に保存されてしまうのでもう一手間加えましょう。

ジャマな白い枠の部分を透明にします。
画面右下の方にある透明をクリックしてみましょう。

2つ上の画像と見比べてどうでしょう。
透明にすることでシェイプの形に切り抜かれたように見えるのです。
最後に保存ですが、透明処理をおこなった場合に気を付けなくてはならないことがあります。
保存形式はPNG形式で保存することです。
でないと、せっかく透明処理したのにPNG形式以外で保存すると、白い枠がある状態で保存になります。

保存するときに注意書きも出ているので、チェックしておいてくださいね。
画像のサイズを変更する
PhotoScape Xでは、画像のサイズを簡単に変更することが可能です。
これは、ウェブサイトやブログに最適なサイズの画像を作成する際に、ファイルサイズを小さくしたい場合に便利です。
サイズ変更は以下の手順でおこないます。

編集をクリックして、サイズ変更をクリックします。

表示されたダイアログボックスでは、画像の幅と高さをピクセル単位で指定することができます。
お使いのテーマに合った最適なサイズに指定すればグッドですね。
指定する単位が分からないときは、画像の比率を維持するオプションを選択したままおこなうのが無難です。

画像の比率を無視して、とんでもない形の画像になっても困ります
設定が完了したら、適用をクリックして、変更を保存。
これで、目的に合わせたサイズの画像が完成です。
サイズ変更するメリット
切り抜いた写真や画像は、そのままでも使えますがサイズ変更することでメリットも生まれます。
サイズ変更=ファイルサイズを小さくできること。
画素数が大きい写真や画像はキレイで鮮明ではあるものの、ファイルサイズが大きく読込に時間が掛かります。
ブログでは読込に時間が掛かることを「ヨシ」としません。
なので、少しでも小さくすることで読込時間の短縮に繋げようということです。
矢印とラインを挿入する
矢印とラインは「ここをクリック」とか「ここに注目」など説明画像によく使います。
矢印やラインを引くことで、読者にもわかりやすい説明画像が作成できますよ。
矢印やラインは以下の手順で追加します。

矢印やラインの挿入は上部メニューの挿入をクリック

挿入をクリックすると、下の段に 矢印 ライン ▢ と続いたメニューが表示されます。

このメニューの矢印又はラインをクリックすると、写真や画像に挿入できます。

矢印は先の尖った線が挿入されます。
この矢印の線、尻すぼみの線しかないのがちょっと残念な部分です。
ラインは直線が挿入されます。
うまく直線を引くコツは、shiftキーを押しながら引くとキレイに引けますよ。

線の色や太さ、透明度の変更はダイアログボックスでおこなえます。
装飾を追加するなら、アウトラインや影、光彩に☑を入れて試してください。
※試すのはよいですが、装飾のやりすぎはよくありません。慣れるまではシンプルがよいでしょう。
図形を挿入する
図形とは矢印やラインの横に並ぶ ▢や■ その他を指します。
図形の使い方は、何かを囲ったり、目隠しに使ったりと色々な使い道があります。
以下で詳しく説明していきますね。
図形は以下の手順で追加します。

メニュー内のアイコンをクリックすることで、写真や画像に挿入できます。
上部メニューテキストの横にある図とは区別して説明するので、間違わないでくださいね。

左から順番に拡大したイメージ画像です。
- 四角(枠のみ)
- 四角(ベタぬり)
- 四角(枠のみ・角に丸み)
- 四角(ベタぬり・角に丸み)
- 丸(枠のみ)
- 丸(ベタぬり)
6種類の図形が選択、挿入できます。
使い方の説明は以下の手順です。

枠だけの図形は、重要な部分を四角や丸で囲むなど便利に使えます。
ベタぬりの図形は、見せたくない部分を目隠しするにも便利です。
その他、ベタぬりの図形にテキストを重ねたり、ちょっとした工夫で見せ方を変えることができます。
ベタぬりの図形にテキストを重ねたのがコチラです☟

beforeとafterの文字を挿入し、それぞれの文字の下に四角(ベタぬり・角に丸み)と丸(ベタぬり)を重ねた状態です。
丸は横長の楕円形に変形することも可能です
文字だけの挿入より見栄えが違って見えるちょっとした工夫(テクニック)です。
またテキスト下に重ねた図形の不透明度を変更すると、下の背景も見えるのでオシャレな雰囲気が演出できます。
図を挿入する
図形じゃなく図の挿入です。
矢印やナンバー、吹き出し、月桂樹など沢山の図の中から選んで挿入できます。
図=イラストを挿入すると思えばわかりやすいですね。
図は以下の手順で挿入します。

上部メニューの挿入をクリックするとメニューが展開されるので、次に図をクリックします。

黄色の枠からメインの図を選んでください。
今回の説明画像に挿入されている①と②も図を挿入したものです。
※黄色枠の⑦を選択すると挿入できますよ

赤色の枠から図を選んでOKを選べば挿入完了です。
このような感じで簡単に図を写真に挿入することができます。
矢印や吹き出し、数字などは使いどころも多く簡単に挿入できて便利ですよ。
テキストを挿入する
画像にテキストを挿入して、説明を加える・意味を伝えることができます。
アイキャッチ画像だとタイトルを挿入することで、何について書かれた記事か読者に伝わります。
インパクトがあればクリック率もあがるので、テキスト挿入は必須といえるでしょう。
前回の記事でもテキストについて説明しているので、こちらから参考にしてください。
初心者でも簡単Photoscape xでアイキャッチ画像を作る方法
テキストは以下の手順で挿入します。

上部メニューの挿入をクリックするとメニューが展開されるので、次にテキストをクリックします。

クリックするとダイアログボックスがでるので、『Text』と書かれたBOX部分に挿入したい文字を入力します。
フォントの種類、サイズ、色、配置など、テキストのスタイルを自由に設定することも可能です。
操作が完了したらクリックして、テキストを画像に固定すれば完了となります。
テキストにアウトラインや影を付ける
テキストに影を付けたり、アウトラインを使うことでインパクトある文字が作れます。
私はアウトラインをよく使い、見やすい文字を挿入することが多いです。
アウトラインにプラスして影を付けるなど、ちょっとした工夫でイメージが変わるのでお試しください。



画像に合ったテキストスタイルを選択して、見る人の注意を引く文字を作ってみてください。
ただし、こだわり過ぎると見栄えが悪くなることもあるので、ソコソコにしとくのが良いかと😉
ぼかし(モザイク)を挿入する
プライバシー保護によく使う機能がぼかし(モザイク)の挿入です。
画像の特定の部分にぼかし(モザイク)効果を適用することができ、背景をぼかしてフォーカスしたい箇所を目立たせることも可能です。
前回の記事のアイキャッチ画像が、背景をぼかしてタイトルにフォーカスを当てた感じに仕上げています
初心者でも簡単Photoscape xでアイキャッチ画像を作る方法
ぼかし(モザイク)は以下の手順で挿入します。

上部メニューの挿入をクリックするとメニューが展開されるので、フィルターをクリックします。

クリックするとダイアログボックスがでるので、挿入したいモザイク効果を選択。
次にモザイクをかけたい部分にマウスで選択します。

設定が完了したら選択外でクリックすればモザイク効果が適応されて完了となります。
必要な情報を隠しつつ、画像の見た目を損なうことなく編集できるのがぼかし(モザイク)効果の良いところです。
オプション効果
モザイクの強度や角度、不透明度を調整するオプションもあり、効果の度合いを細かく設定することもできます。
※細かな設定はなくても十分な効果を発揮します

拡大鏡を挿入する
拡大鏡とは、虫眼鏡効果のことです。
とある部分をアップさせたい、ここに注目などピンポイントで見てほしい場所に使います。
拡大鏡は以下の手順で挿入します。

上部メニューの挿入をクリックするとメニューが展開されるので、拡大鏡をクリックします。

クリックするとダイアログボックスがでるので、挿入したい拡大鏡を選択。
次に拡大鏡で見せたい部分をマウスでドラッグ(黄丸部分)します。

設定が完了したら選択外でクリックすれば拡大鏡が挿入されて完了となります。
使いどころは難しいですが、使い方がハマれば効果抜群です。
まとめ
この記事ではPhotoscape xの使い方について、初心者でも使える基本的な機能からちょっとした応用までを説明しました。
私がよく使う機能に絞り説明した内容は以下の通りです。
すべての機能を使わずとも、魅力的な画像編集ができるのがPhotoscape xです。
有料版を使えばさらにレベルの高い編集も可能です。
写真加工や編集にチャレンジしたい方、初めての方も記事を参考に一度使ってみてください。
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