お人好しといえば、とてもいい人を連想しますよね。
- 素直な人
- 信用される人
- やさしい人
- 争いを好まない人
しかしその性格や特徴で、人からいいように利用されたり騙されたりする人もいます。
お人好しの良いところもありますが、デメリットにも注意が必要です。
- 上手く利用される
- 騙されやすい
- 損をしている
あなたがお人好しだと思ったり感じたりするなら、自分を変えるための第一歩として、ぜひこの記事をお読みください。
あなたの理解と成長のための一助となれば幸いです。
お人好しは利用されやすい
お人好しはいい人といった反面、都合の良い人といった部分もあり、都合よく利用されることも多くあります。
相手は頼ってきているようで、実のところ、あなたは利用されているかもしれません。
その理由をお伝えしていきます。
断ることができないから
お人好しな人は、頼みごとをされると断わることができないのです。
断ることをしないというより、断れないのかもしれません。
どちらにせよ、「あの人に言えば無理も聞いてくれる」となって頼み事をよく振られる結果に。
その結果、都合のいい人として利用されてしまうのです。
真面目な部分が利用されることに
お人好しな人は、真面目で責任感が強いといった部分をうまく利用されます。
自分が悪くなくても「自分がこのようにすればミスがなかった」と責任を感じたりするからです。
なので、都合よく責任を押し付けられることにもなりかねません。
その結果、都合のいい人として利用されてしまうのです。
お人好しは騙されやすい
「お人好しは騙されやすい」多くの人が共感するでしょう。
しかし、なぜお人好しは騙されやすいのでしょうか？
それは、お人好しの人々が他人を信じやすく、善意を持って接する傾向があるからです。
これは、一見、美徳のようですが、悪意を持った人には利用される可能性もあります。
疑うことをしないから
お人好しの人は相手を疑うことをしません。
人を信用しやすいがために、悪意のある人に上手く利用されてしまうのです。
詐欺の被害に遭いやすいのも、人を疑うことをしないから悪意ある人にすれば格好の獲物といえます。
人を騙して金儲けすることが普通にできる人もいることを覚えておきましょう。
自分で主張することをしないから
お人好しの人は自分の意見を言わない傾向があります。
主張することはせず、自分の意見や感情を隠して相手にしたがってしまうのです。
もちろん、お人好しの人じゃなくても意見を言わず黙っていることはあります。
しかし、お人好しの人はその行動をヨシとすることが多いのです。
なので都合のいい人、悪意ある相手には上手く利用されてしまうのです。
お人好しは損をしやすい
お人好しは損をしやすいと言われます。
「なぜ損をしやすいと言われるのか」その理由をお伝えします。
断ることができないから頼みごとを引き受ける、人との衝突を避けるなどの理由から損をしてしまうのです。
限度を超えた行動は、損失を招いてしまうこともあると知ってください。
何でも引き受けてしまうから
これは、自己主張しないことや断ることができないから、イヤと思うことも引き受けてしまうからです。
結果、自己主張したものが得をするような事態になっても、断ることをしないので損な役回りを引き受けることに。
それが分かっていても、自分が引き受ければいいと思い行動するので、いいように利用されてしまうのです。
時にそういう場面に出くわしたとして、引き受けることが悪いとは言いません。
しかし、お人好しの人はいつもそんな役回りを押し付けられることが多くなり、損をしやすいとも言えます。
争いごとを好まないから
自分の気持ちを押さえて、相手の事を優先する傾向が強いのがお人好しの人です。
争いごとも避けれるなら、相手を責めることなく自分に非がなくとも謝ってしまうなどがあります。
一見『穏やかな人』のように思えますが、優しすぎる一面も、人によっては嫌われてしまう要因の一つになることも。
その裏ではストレスも多く抱えていることでしょう。
損をするという部分では、このようなことを言うのでしょうね。
楽観的すぎるから
お人好しの人は楽観的で、物事に対して前向きに受け止める傾向があります。
- 自分が騙されたとわかっても楽観的に考える
- 深く反省したり相手を責めたりすることはない
- 良くも悪くもすぐに気持ちを切り替えてしまう
楽観的なので、都合よく利用されてしまったとしてもあまり気にせず、すぐに気持ちを切り替えられるポジティブさが損を招いていることも。
前向きなことは良いことですが、何でもポジティブ思考と言うのも考え物ですね。
お人好しな性格を知ること
『お人好し』と調べると以下のようなことが解説としてでてきます。
何事も善意に捉える傾向があり、他人に利用されたり騙されたりしやすい人。またその様やそういう人物。
コトバンク デジタル大辞泉より引用
お人好しな性格は「優しい」「人柄が良い」といった反面、「頼りない」「八方美人」などよくない印象を持たれます。
どちらかと言えば、よくない意味の言葉なので「お人好し」と言われるなら、性格を知るうえで以下の点を意識してもらいたいです。
自分を大事にすること
自分の気持ちや意見を押し殺したり、無視することをやめてください。
自分の意見を主張することや、自分の気持ちに正直に行動することも大切です。
お人好しな性格を利用されたり騙されたり、損をしないようにするには、自分を大事にすることが大切なんですね。
断る勇気をもつこと
お人好しの人は「断ったら嫌われるかも…」そんな不安から、つい無理をしてしまいます。
しかし、自分を犠牲にしてまで「NO」と言えないのは、実は自分自身にも相手にも優しくない行動です。
- 拒否できない性格は、周囲から利用されやすい
- 嫌な仕事や誘いを断る勇気を持つことが大切
- 断ることで人間関係が悪くなることを恐れない
- 大切な人との関係は、断っても壊れない
- 断ることで、より良い人間関係を築ける
断る勇気を持つことは、自分を大事にすることにも関係してくるので覚えておいてください。
疑うことを知ること
世の中には、様々な情報や意見が飛び交っています。
しかし、全てを鵜呑みにするのは危険です。
ときには疑うことも必要と知ってください。
常に疑う必要はありませんが、鵜呑みにせず、真実を見極めることは大切です。
何でも信じてしまうと、いいように利用されたり騙されたりします。
客観的な視点と冷静な判断力で、自分自身を守り、より良い選択をしましょう。
まとめ
お人好しの人は、親切で思いやりがあり、周囲から好かれることが多いです。
しかし、同時に、利用されたり騙されたり、損をしてしまうことも少なくありません。
お人好しは、長所と短所を両方持っています。
お人好しの良さを活かしながら
- 利用されない
- 騙されない
- 損をしない
そのためには、自分自身を守るための意識を持つことが大切ですね。
メリット
- 周囲から好かれやすい
- 人を助けることで喜びを感じる
- 協調性があり、周りの人と協力しやすい
デメリット
- 利用されたり騙されたりしやすい
- 自分の意見や気持ちを言い出せない
- 損をしてしまうことが多い
お人好しは、優しさゆえに利用されたり騙されたり、損をしてしまうことがあります。
しかし、上記のポイントを意識することで、お人好しが持つ優しさを活かしつつ、自分自身を守ることができます。
この記事があなたの理解と成長のための一助となれば幸いです。
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