あなたのもとにある日突然、このような不気味なメールやSNSのメッセージが届いたら、とても驚いてしまいますよね。
モノ好きなあなたへ
こんにちは。さっそく本題に入ります。
「モノ好きなあなたへ」とは何のこと?送信者は誰?突然のことに、不安や不気味さを感じ取って焦ってしまうのも無理はありません。
ですが、どうか落ち着いてください。この件名で届くメールは、セクストーションメール(性的迫害詐欺メール)と呼ばれる迷惑メールの1種です。
この記事では、「モノ好きなあなたへ」というメールの仕組みと、正しい対処方法を分かりやすく解説します。
この記事を読んでいただければ、メールの内容が100%嘘(ハッタリ)であることがわかり、今抱えている不安がすっきり解放されるはずです。
結論から申し上げると、仕組みと対処法さえ知っておけば、一切恐れることはありません。
落ち着いて対処し、安心してインターネットを楽しみましょう。
セクストーション(性的脅迫)とは
【セクストーション】という言葉を聞きなれない方も多いと思いますが、これは造語です。
セクストーション
別名 性的脅迫
セクストーションとは、SEX(性)とextortion(脅迫)を組み合わせた言葉で、日本語では『性的脅迫』と呼ばれます
セクストーションの主な手口
- あなたの恥ずかしい写真や動画をインターネット上に公開すると脅す
- 家族・友人・職場に動画を送り付けると脅して金銭(仮想通貨等)を要求する
言葉の響きから『リベンジポルノ』と混同されることもありますが、内容は大きく異なります。
- リベンジポルノは元交際相手などの特定個人】が、復讐目的で行う不法行為
- セクストーションメールは不特定多数を狙った、金銭目的の『架空請求詐欺』
つまり、あなた個人の秘密が暴かれたわけではなく、機械的に送り付けているだけの無差別な迷惑メールですのでどうぞご安心ください。
警察や公的窓口・相談先まとめ
- 警察相談専用電話 #9110
暴力、ストーカー、悪質商法、サイバー犯罪など緊急ではないが警察に相談したい困りごとは #9110へ - 消費者ホットライン 188(局番なし)
商品やサービスなど消費生活全般に関する苦情や問い合わせなどは 188(局番なし)へ - 警察庁 サイバー警察局
サイバー事案に関する相談窓口
「あなたのパスワードを握っている」「恥ずかしい動画をばらまく」という突然の脅迫メール、とても恐ろしいですよね。
結論から言うと、100%詐欺です!お金を払う必要もなければ、返信する必要も一切ありません。
どうしても不安で夜も眠れないという方は、警察相談専用電話 #9110 消費者ホットライン 188(局番なし)などへ問い合わせて、冷静に対処しましょう。
モノ好きなあなたへというメールの実体
「人に知られたくないこと」や「後ろめたさ」につけ込んで不安を煽る手法は、詐欺の典型的なパターンです。
セクストーションメールにはいくつかの種類がありますが、今回ご紹介する件名もその典型例です。
参考に、私のもとに実際に届いたメール本文をご紹介します。
※不快な表現が含まれますが、すべて噓ですので安心してお読みください
私自身も最初に見たときは一瞬焦りましたが、仕組みを知れば怖がる必要がないことがよくわかりました。
【実例】届いたメール本文
いかがでしょうか。非常に巧妙で、本当にハッキングされたかのように錯覚させられますが、実際のところハッキングなどは一切されていません。
言葉巧みに心理的な恐怖を煽り、存在もしない動画と引き換えにお金を要求しているだけです。
もし同じようなメールが届いても、絶対に相手の要求に従わないでください。
100%詐欺(ハッタリ)のメールですので、安心して無視し、そのままゴミ箱へ削除してしまって問題ありません。
セクストーション(性的脅迫)メールの別パターンは以下からお読みいただけます
下記サイトも参考に見てもらうと、より一層理解が深まります
セクストーションメールの見分け方
詐欺メールによく見られる特徴
文中にあなたのメールアドレスや、過去に使っていた古いパスワードが記載されていることがありますが、これは過去のデータ漏洩等で入手した文字列を機械的に当てはめているだけです。
「自分のパスワードを知っている」=ハッキングされた!」と勘違いしやすいですが、あなたの端末自体が現在侵入されているわけではありません。
なので、焦らず冷静に対応しましょう。
また、最近でビットコインだけでなく、イーサリアムなどの別の仮想通貨や、Apple Gift Card(iTunesカード)などの電子マネーでの支払いを要求するケースも増えています。
怪しいメールの件名一覧
以下のような件名で届くメールも、すべて同じ手口の迷惑メールです。
メール以外の類似手口(オンライン上のトラブル)
メールによる無差別な脅迫とは別に、SNSやマッチングアプリを介した「オンライン上の美人局(つつもたせ)トラブルも存在します。
SNS等で親しくなった相手とプライベートな写真や動画を直接交換してしまい、それを口実に脅されてしまうケースです。
また、相手が未成年者であることを隠して接近し、後から「未成年と知ってやり取りをしただろう」と立場を悪くさせて金銭を要求するケースもあります。
顔の見えない相手に対しては、どれだけ親しく思えても個人情報やご自身の写真は絶対に送信しないように心がけることが大切です。
セクストーションメールへの確実な対策方法
ここからは、万が一メールが届いたときの具体的で安心な対策手順をお伝えします。
基本対策はとてもシンプルで、【一切相手にせず、無視すること】です。
何度でも言います、100%詐欺(ハッタリ)メールですので安心してください。
その他の迷惑メールについて知りたい人は以下の記事をご覧ください、詳しくまとめています
なぜ無視するだけで大丈夫なのか?
- 動画あるというのは嘘です
相手はあなたの動画など1秒も持っていません - 連絡や送金をすると悪化します
返信すると「反応があった!」と判断され、要求がエスカレートします - 差出人は偽装されています
自分のアドレスから届いたように見えても、送信元を偽装しているだけです
相手はあなたの個人情報など何も知らず、無差別にメールをばらまいているだけです。
一切相手せず、そのまま削除してしまいましょう。
記載されていたID・パスワードを変更する
もしメール本文に、あなたが実際に使用している(または過去に使っていた)IDやパスワードが記載されていた場合は、安全のため速やかにパスワード変更をおこないましょう。
同じパスワードを他のウェブサイトでも使いまわしている場合は、乗っ取りの被害を防ぐためにも、この機会に新しいパスワードへ変更しておくと安心です。
あわせて『二段階認証(確認コードを使った二重のカギ)』を設定しておくと、より強固にアカウントを守ることができます。
ご家庭でのSNS利用ルールについて
SNSや掲示板は男女年齢関係なく、様々な人とつながることができる便利なツールです。
それだけに利用する人のモラルが問われるところです。しかし、詐欺を働く人にとってモラルなど関係はないもの!
最近では若い世代がターゲットにされるケースも増えています。
ご家庭でSNS利用のルールを日頃から話し合っておくことが大切です。
- 知らない人には写真や個人情報を送らない
- 困ったことがあったらすぐに相談していい
特に中高生などは「怒られるかもしれない」と一人で抱え込み、被害が大きく発展してしまうことも!
不特定多数の人が利用するツール、自分を特定できる個人情報を相手に見せるということはかなり危険だと伝えてください。
信頼できるセキュリティソフトの導入
端末のセキュリティを高めるために、信頼性の高いセキュリティソフトを導入しておくのもおすすめです。
ただし、ネット上の広告で「ウィルスに感染しています!」と偽の警告を出して購入を迫る偽セキュリティソフトには十分ご注意ください。
無料の正体不明なソフトでなく、認知度の高い大手メーカーの製品を選ぶと安心です。
偽セキュリティソフトについて詳しくはこちらの記事をご覧ください
24時間365日、端末を守ってくれる信頼できるセキュリティソフトを導入し、安心・安全な環境を整えていきましょう
まとめ:正しく知れば怖くない!冷静に対処しましょう
脅迫メールが届くと最初は誰でも焦ってしまうものですが、仕組みさえ分かってしまえば恐れる必要は全くありません。
「相手は何も持っていない」「ただの自動送信メール」という事実を思い出し、どうぞ安心してそのまま削除してください。
決して一人で悩まず、必要に応じて公的な相談窓口を活用しましょう。
具体的な相談先としては、お近くの警察署のサイバー犯罪相談窓口や、消費者ホットライン(188)があります。
正しい知識を身につけ、これからも安全で快適なインターネットライフを楽しんでいきましょう。
今後怪しいメールが届かないようにするための予防策として以下の記事もチェックしてください!
【二度と来ないようにする】スマホやメールソフトで迷惑メールをブロックする完全ガイド
おわりに
もし、家族や友人がセクストーションメールを受け取って悩んでいることがわかったら、まずは冷静に話を聞いてあげてください。
決して安易な行動(支払いなど)をせず、『無視して大丈夫だよ』と伝え、一人で解決しようとしないよう促すことが大切です。
また、このような脅威から身を守るために、日頃から身近な人とサイバーセキュリティの情報を共有し、備えを強固にしておきましょう。
この記事は、警察庁のサイバー犯罪対策に関する公開情報や、国民生活センターの注意喚起情報を参考に執筆しています。
セクストーションやインターネット詐欺に関する最新の情報は、公的機関のウェブサイトでも確認することをお勧めします。
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