『【緊急】dカードが利用停止のお知らせ』という件名のメールが届いても慌てないように。
このメールはフィッシングメールで、個人情報を盗むために仕掛けられた危険なメールです。
メールのURLをクリックした先は、見た目には気づきにくい本物そっくりの偽サイトへ誘導されます。
今回の【緊急】dカードが利用停止のお知らせは、dカード利用者なら引っ掛かりかねません。
実際に私の所に届いたメールをもとに、フィッシングメール情報を共有するので参考にしてください。。
この記事では『【緊急】dカードが利用停止のお知らせの件名』のメールの危険性をお伝えしていきます。
この記事を読めば、何が危険でどこに注意すればいいのかが分かります。
つまり、同じようなメールを受信しても詐欺に遭わないようになるのです。
ぜひ最後まで目を通して、フィッシング詐欺に遭わないための知識を手に入れてください。
dカードを騙るメールについて
私はdカードを解約しているので、フィッシングメールと気づきましたが、dカード所持者なら騙されるかもしれません。
メールに記載された大まかな内容は以下の通りです。
- 疑わしい取引があったので確認したい
- dカードの一部利用制限
- dカードの利用確認
上記の内容を見れば 「えっ!不正利用されたかも」 と不安を煽る文言が書かれています。
上記の文言はフィッシングメールあるあるなので、注意が必要です。
2023/07/05と2023/11/30、ドコモのHPでも注意喚起として発信されています。
【注意喚起】ドコモを装った「【重要】dカードが利用停止のお知らせ」のフィッシングメールにご注意ください
心当たりない内容とメールに記載のURLへ誘導する手口…詐欺確定です
実際に届いたメール画面
上記の画像が実際に届いたメールになります。
下記の画像では注意ポイントを記入しました。
注意ポイントごとに詳しく解説していきます。
メールアドレス
etc-meisai@・・・・・・ETC利用照会のフィッシングメールに使われてそうな怪しいメールアドレス。
送信する相手にすれば、メールが届けばいいのでアドレスはどうでも良いのでしょう。
ご利用確認
誰のご利用を確認したいのでしょうか?
フィッシングメールによくある文面なので、覚えておいてください。
ご本人様とあり、捉えようによっては、あなた自身のことに思えます。
しかし、決してあなた本人のことではありません。
紛らわし文面に騙されないように。
リンクやURLに注意
怪しいと思うメールが届いたなら、メール内のURLやリンクをクリックしないでください。
クリックした先は偽サイトに飛ばされ、あなたの個人情報を盗もうとしています。
もう一度言います、メールに記載されたURLやリンクをクリックしないでください。
住所と電話番号
今回のメールに記載されていた住所と電話番号は本物です。
本物なだけに、メールの内容をウッカリ信用してしまいそうになります。
詐欺師はそのように仕向けているので、仕掛けに引っ掛からないようにしましょう。
私に届いた残りの2通も同じ内容のメールでした。
あなたのもとにも同じメールが届いているなら、要注意&破棄しましょう。
危険なURL
私宛てに届いたメールに記載されたリンク先のURLです。
現時点で届いた3通から、3つのURLを伏せ字でお伝えします。
- https://baiyun○○.com
- https://njfs○○○○.com
- https://zhu○○520.com
下記画像はセキュリティソフトが作動し、ブロックした状態です。
セキュリティ対策をおこなっていれば、このように防いでくれるので安心ですよ
dカードフィッシングメール対策 8選
ここからは、対策についてお伝えしていきます。
ここで紹介する対策は、dカードフィッシングメールだけでなく詐欺全般に有効な対策8選です。
もし、詐欺に遭ったと気付いたときには慌てず対応してください。
また普段からできる対策は、先手を打って対策しておきましょう。
迷惑メールについて知りたい人は以下の記事をご覧ください、詳しくまとめています
公式サイトで確認
リンク先をお使いのブラウザでブックマーク(お気に入り)に登録しておけば安心です。
NTTdocomo公式HP ←こちらのリンクが公式サイトになります。
または、検索窓からの検索結果に表示されたサイトからアクセスすれば安心です。
公式サイトからアクセスすることで、フィッシング詐欺に遭う可能性はなくなります。
ブラウザのブックマークから開く
ブラウザといえば、『chrome』『edge』『safari』『Firefox』等、たくさんのブラウザが存在します。
お使いのブラウザのブックマークからアクセスしましょう。
怪しいと感じたメールに記載されたURLからでなく、ブラウザのブックマークからアクセスすることを徹底してください。
普段使用しているブラウザのブックマークからなら、安全にアクセスできますよね。
メールに記載のURLは危険
メールに記載されたURLからアクセスするのは控えましょう。
信用のないメールに記載されているURLからのアクセスは非常に危険です。
私に届いたメールのURLをクリックすると、危険なサイトにアクセスと警告が出ました。
chromeの保護機能とセキュリティソフト『ZERO スーパーセキュリティ』が、Wでブロック!安全な状態を保てました。
※危険なURLも参照
もしアクセスしたなら、見た目は公式サイトにそっくりの偽サイトに誘導されます。(下記参照)
SSL通信 httpsから始まる公式サイトのURLか確認
SSL通信でサイトが表示されているかアドレスバーのURLを確認してください。
アドレスバー左端のカギマークやURLの始まりが『https://』となっていれば、暗号化通信で表示されています。
暗号化通信が対策されていないサイトで、個人情報を入力することは控えましょう。
ただし、下記の注意事項も目を通しておいてください。
パスワード IDの変更
偽サイトに個人情報を入力したことに気付いたなら、すぐにパスワードとIDの変更をおこないましょう。
なぜなら、すぐに行動を起こすことが被害を最小限に食い止めることにつながるからです。
2段階認証が設定できるなら、最初の登録時に必ず設定することをオススメします。
セキュリティを強化すると、手間が増えて面倒に思われがちですが・・・・・・
個人情報を盗まれた後のほうが、もっと面倒なことになると覚えておいてください。
銀行口座の出金停止、カード利用停止をおこなう
銀行口座やクレジットカード情報なら、取引のある銀行やクレジットカード会社に連絡と相談をしてください。
預金残高や入出金明細、利用明細、利用通知にも目を光らしておくことが大事です。
対応が早ければ早いほど、被害拡大を防ぐことにつながります。
警察や国民生活センターへ相談
詐欺に遭ったことが分かった時点で、【警察の相談窓口】や【国民生活センター】へ連絡と相談をしましょう。
こちらもできる限り早く行動に移すことです。
ぐずぐずしている間に、被害が大きくなり大変なことになりかねません。
下記に警視庁の相談窓口と国民生活センターへのリンクを貼っておきます。
フィッシング対策協議会へ通報
フィッシング対策協議会のHP内には、フィッシングメールの情報を報告できる項目があります。
報告の仕方は、TOPページ右上の『フィッシングの報告』をクリックします。
次に【Webフォームで報告】【電子メールで報告】のどちらかを選択。
報告しやすいほうで、情報提供をおこなってください。
フィッシング被害をなくす意味でも、報告できるところへ報告し、共有することも対策の1つでしょう。
まとめ
今回は【緊急】dカードが利用停止のお知らせといった内容で、dカード保持者をターゲットにしたフィッシングメールでした。
明らかに怪しいと感じるメールや身に覚えのないメール、メッセージは1度調べるといった行動をとってください。
対策方法をもう一度おさらいしておきましょう。
最後に、ネットの脅威からしっかり防御してくれるセキュリティソフトを紹介します。
記事内でも紹介した『ZERO スーパーセキュリティ』は、フィッシングサイトはもちろん未知ウィルスにも強いソフトウェアです。
もし、メールに記載されたURLをクリックしてしまったとしても、怪しい挙動があれば防いでくれます。
私も長く愛用している『ZERO スーパーセキュリティ』
セキュリティ対策に『ZERO スーパーセキュリティ』セキュリティソフト導入は必見の対策です。
私のブログで得た情報を、あなたの周りの人にも教えてあげてください。
あなたは知っていても、あなたの周りは知らない人がたくさん居ます。
私のブログが少しでも、詐欺被害をなくす手助けになれば幸いです。
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こちらの記事も読むことで、あなたの詐欺に対する防御力があがります。
詐欺に遭わない、騙されないようにするには情報を「知っているか知らないか」が大きく影響します。
知らないから「分からないので騙される」
反対に知っていれば「分かるので騙されない」
単純な答えですが、これが一番効果があると思います。